今日も、夏です。

常夏シンガポールで送る日々の記録

インド人への手土産



ひょんな縁からインド人のお宅のディナーにお呼ばれしました。じゃあ手土産を用意しないと、と何がいいか考えるも浮かばず。何しろ相手はベジタリアンというのです。

 
ベジタリアンと一口に言っても卵を食べる食べないなどいろいろな種類に分けられます。
 
卵を食べるのかどうかよくわからないので、食べないと仮定すると洋菓子はきつい。和菓子や日本茶にしようかと思うも、調べてみるとあまり喜ばれないとか…。結局、チョコレートと花束という最も無難な線でいきました。
 
 
 
 
行ってみると旦那さんはそうでもないのですが奥さんはベジタリアンの中でも厳格な、卵はおろか玉ねぎもニンニクも食べない人でした。ひょえ〜。でもニンニクや玉ねぎを使った料理はできるようで、自分は食べられないけどどうぞと出してくれた料理がけっこうありました。味見してないけどね、とのこと(笑)
 
私は経験上ベジタリアン向けの料理は美味しくないと思うことが多くて敬遠していたのですが、奥さんの料理は美味しくてびっくりしました。
 
前菜はお土産にいただいたのでパチリ。相方は黄色いターメリック色のピリ辛パンが、私はドーナツのような揚げ団子が気に入りました。ドーナツの中にはピリ辛のじゃがいもが入っています。
 
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南インドの出身らしく、メインにはプラタというナンに似たトルティーヤのようなものと3種類のカレーやディップを出してくれました。日本でもおなじみのナンはスペシャルなもので、普段食べるのはプラタだそうです。プラタのほうが食物繊維が豊富でヘルシーだとか。確かにプラタは全粒粉を使っている色でした。
 
 
しかし奥さんも旦那さんもよく食べる食べる。ベジタリアンの多いインド人ですがなぜかみんなガタイがいい理由がわかったような気がします。実際私の知っているベジタリアンは痩せている人の方が少ないのです。
 
 
インドの「ピュアベジタリアン」は卵は食べないけど乳製品は食べるようでパニールというカッテージチーズをみせてくれました。普通のチーズは厳密にはダメなんだとか。こういうのはほんと難しい。シンガポールにいるといかに日本人が雑食か思い知らされることが多いです。シンガポールのレストランならまずあるベジタリアンメニューも整備されていませんし、ベジタリアンには生きにくい国なのは間違いない。
 
でも上には上がいるようで、インドには根菜類も一切食べない人達がいるそうな。我が家の野菜半分ダメですか。ここまで来ると、一体何を食べてるんだ!?と思わざるを得ません…
 
 
 
 
ご夫婦ともに陽気で感じのいい人達で楽しませていただきました。
 
 
ちなみに旦那さんが日本人のテスターをお探しのようなので告知。Webサイトのテスターだそうで報酬(Paypalアカウント経由)もでます。
 
 
そういえば私はいまだにリトルインディア近辺に行ったことがないのですが、ムスタファセンターに行くのは平日にしたほうがいいと言われました。確か中華系シンガポーリアンの同僚にも同じことを言われた記憶が。インド人が言うならこれはガチですね。