アガーアガー
先日ようかんを会社へ持って行き同僚達に食べさせてみました。
試してみた同僚は初めて食べる味と食感に戸惑っていましたが、箱をみると「アガーアガー」と口々に言い始めました。
何言ってんだ?シングリッシュ?と思いながら箱をよく見ると原材料が英語で記載されていました。
agar-agar
!?
寒天のことを英語でagar-agarと言うんですね、知りませんでした。なんだかおかしな感じがしますがagar-agarはもともとマレー語のjerryという意味の単語だそうです。なるほど納得、ある意味シングリッシュみたいなものじゃないか。
寒天自体の起源は日本にあるそうなので、ということは日本から東南アジアに伝わった寒天が欧米に伝わったということのようですね。
マレーの人達は寒天とゼリーを区別しないのか少し気になりますが…
ちなみにマレー語起源の英単語はほかにもいくつかあるようです。
Mangosteenなんかは想像がつきますがますが、BambooやKechupも?
調べてみると、これらの単語はマレー語が起源と言うよりは他の国からマレーに伝わった物と言葉がマレー経由で欧米へ伝わったようです。マレー経由で伝わったものってけっこうあるんですね。面白い。
ところでシンガポールでも寒天のデザートはけっこう普通に売っているそうです。寒天の原料となる天草が東南アジアでよくとれるせいでしょうか。よく行くフードコートのデザート売り場にも売っていました。ビニール袋入り…ひとつ70セントでした。
白っぽい部分はココナッツ味です。見た目も派手だしココナッツが効いていてまさに東南アジア味の寒天という感じ。まあ、ふつうに寒天ですね。
日本に行く予定の同僚にはあんみつを食べてみるよう勧めておきました。
ちなみにローカルのスーパーにゼラチンパウダーを買いに行ったらプレーンのものはありませんでした。バニラ味とかはたくさんあったのですが…
仕方ないので今回は寒天かこんにゃくゼリーにしよう