Draft Master Plan 2019
シンガポールでは政府が土地の用途を決めていて、そのプランに従って開発が行われます。
オリジナルの計画は1958年に策定されたものですが、逐次見直しが行われているそうです。
ちょうど今、新しい計画案が公開されています。
https://www.ura.gov.sg/dmp19/maps/
前回の見直しは2014年だったようなので、5年ごとに見直しをするのでしょうか。
2014年と今回の見直し計画を切り替えて表示すると、変更点をマップ上で見ることができます。
ぱっと見で気づいた点では、前回の計画ではマレー鉄道跡を潰して道路を通す計画がいくつかの場所にありましたが、新しいバージョンではマレー鉄道跡を公園として保存する計画に変わっています。
このDraft Master Plan 2019は4/25まで公開されているそうで、新しい計画案に対するフィードバックも受け付けています。
https://www.ura.gov.sg/feedbackWeb/contactus_feedback.jsp?topic=dmp
マレー鉄道跡などもそうですが、意外にもシンガポールでは古い建物や遺構などの保存運動などが起こると政府はけっこう汲み取ってくれるようです。
実は先日子供が行ったBukit Timahにあるホリデーキャンプのオーガナイザーから、Turf Cityエリアに関してフィードバックを書いて欲しいとメールがありました。
Draft Master Planをみてみると、Bukit Timahエリア全体はResidentialとなっています。競馬場を再利用したモールThe Grandstand、馬場の跡や周辺の厩舎は、将来的には無くなってHDBになるかもしれないということでしょうか。
なんだかもったいないので、フィードバックを書いておきました