今日も、夏です。

常夏シンガポールで送る日々の記録

タマリンドペーストを作る



前回の続きです
パッタイを作るためにタマリンドペーストを探していたらタマリンド実物を発見してしまいました。)
 
 
というわけでタマリンドペーストを作るところからはじめたいと思います。
 
工程はこの動画に従っています。
 
動画では結局パックに入ったブロック状のタマリンドを使って作っていたので、殻入りのタマリンドから真似して作ってみます。
 
 
 
 
1.殻を割って中身を取り出す。
 
新鮮でよく熟しているものほど柔らかいようです。古いのか若いのか固めで乾燥しているものも少しだけありました。中には中身が一部ワタのような白っぽいものがついているものも。カビているのかムシなのか…
輸入品なので多分安全なほうではないかと思うのですが、殻を割るのはスリリングでした。
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2.スジを取る
 
果実には根っこのように繊維のスジがついています。めりめりはがします。果実は柔らかいので簡単に取れます。
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このあとさっと洗って殻の破片などを取り除き
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うーん…
 
 
3.お湯でふやかす
 
ここから動画と同じ工程です。
 
お湯をひたひたに入れて5分放置します。このお湯はペーストの一部になるので綺麗なものを使います。私はぬるま湯よりは熱いくらいのぬるめのお湯を使いました。
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お湯を入れた途端、ローズヒップのような酸っぱい匂いがしました。
 
 
4.手でぐちゃぐちゃつぶす
 
しばらくぐちゃぐちゃします。ぶにゅっとつぶして中に入っているを分離する感じで。あまり繊維質のものはあえてつぶしませんでした。
 
 
5分後
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だいぶいい感じにドロドロしてます。カレーくらいのドロドロ感です
 
 
5.網でこす
 
動画と同じように、網に入れて中で手でかき混ぜてこします。
 
だいたいこしたら残りかすをまたボウルに戻し、お湯を少し足してかき混ぜ、また同じようにこします。
 
こしたあと
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ザルには種やら何やら残っています。
 
 
 
6.加熱
 
動画は5で終わっていますが、私はこしたあと一度加熱しました。
 
殻からむいたせいか、加熱なしに保存したり口に入れる勇気がありませんでした。料理に入れるときどうせ加熱するだろうからいいはずです。
 
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なかなかいい感じのペースト状になりました。ローズヒップに木の風味が混じったような匂いと味がします。
 
 
 
動画によると一週間はもつとのことですが、ここは日本人らしく小分けにして冷凍してしまいましょう。
 
 
ちなみにタマリンドの種はこんな感じ。
とても硬くて石みたいです
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