今日も、夏です。

常夏シンガポールで送る日々の記録

運転免許



国際免許証があれば一年間は運転できますが、それ以降はシンガポールの運転免許が必要です。
シンガポールでは車の所有権があほみたいに高くて買う気になれませんが、レンタルはするかも。と思い、一応とっておくことにしました。
 
 

運転免許の変換

シンガポールに来て一年以内であれば日本の運転免許をシンガポールの運転免許に変換することができます。
変換するには試験場でBasic Theory Test(BTT)を受けて合格しないといけません。BTTはいわゆる仮免学科試験です。
 
 

予約

BTT予約制です。だいたい二ヶ月先まで予約はいっぱいなので、一年間の期限ギリギリに予約しようとしても間に合わないなんてことがあり得ます。ご注意を。

私は予約制というのが理解できていなくて、
「試験に2ヶ月くらいかかるので早く申し込んでください」
と言われ、は?どゆこと?となり、試験場の人とメールで押し問答になりました。。
 
 

試験場

試験場はWoodlands, Bukit Batok, Kampong Ubiの3つです。
 
私はBukit Batokで受けました。Woodlandsには日本人のスタッフがいるようですが、学科試験受けるだけなので大丈夫だろうと。
インターネットで予約したら試験日まで勉強です。
インターネットのパスワードは忘れてしまうと再発行の際有料になります。

私はまんまと忘れて、試験日時の確認ができなくて困りました…
問い合わせたところ、試験の予約自体はできているとのことだったので再発行はしませんでした。
 
 ※先ほど確認したところ、現在のBukit Batok Driving Centerのサイトではインターネット上でBTTの予約ができなくなっているようです。これはかなり不便・・・
 
 

勉強

私は教本とアプリを使いました。
 
教本は紀伊國屋書店のカウンター付近に置いてあります。
問題集も買いました。
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アプリはフリーのを使いました。ちょっとした空き時間にできるのが便利です。
問題の出し方が微妙に違うのと、回答にかかった時間を計れるので練習にもいいと思います。ただしアプリに関しては、正解が間違っている可能性もあるという前提で使うことをお勧めします。
Basic Theory Test Lite

Basic Theory Test Lite

  • Webrich Software Limited
  • Education
  • Free

 

Basic Theory Test Singapore (BTT SG)

Basic Theory Test Singapore (BTT SG)

  • Lee Sing Jie
  • Education
  • Free

 

ウェブ上でも練習できる サイトがあります。

Basic Theory Test BTT Final Theory Test FTT Questions Online Practice

 

交通ルールについてはバスレーンと道路の線、トンネルが特殊だと思います。あとライトの点灯時間とか。

正直なところ交通ルールよりも英単語を覚える時間のほうが長かったです。

 

 

書類の準備

当日テストに受かった後必要となる書類は主に
・パスポート、EPの原本、コピー
・免許証、国際免許証の原本、コピー
・NETSのカード
・パスポートサイズの写真
 
国際免許証がない場合は大使館で日本の免許証を翻訳してもらう必要があります
私は日本で国際免許証を作ってきたのですが、試験日が1年の期限ギリギリすぎて国際免許証が失効するというハメに。免許証を翻訳してもらいに行きました。
もちろん試験も一発勝負です。
 
 

試験当日

Bukit Batokの試験場はBukit Gombak MRTから歩いていけます。10分くらいでした。
早く着いたので休憩所でひと休み。中の練習場が見えます。見た感じ日本の教習所と同じです。

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試験時間の数分前に二階の教室の前で待っていると試験官が来て教室を開けます。EPを見せて紙をもらい、番号の書いてある場所に座ります。パスワードが紙に書いてあるので入力するはずです。あとは試験官に従ってください。
 
試験はコンピュータでタッチスクリーン方式で行われます。
UIがわかりにくいのとタッチの感度が悪いので少し戸惑うかも知れません。
一発勝負で不安な人は模擬試験を申し込むのも手だと思います。
 
全問終わったあと見直すこともできます。終わったら、終了ボタンを押して結果を確認します。コンピュータなので結果はすぐ出ます。。
 
 

免許証発行手続き

合格していたら教室を出てすぐ横にある窓口の整理券を取りましょう。
それから窓口付近にある書類をとって記入します。
ここでボールペンが必要です。私は2人くらいにペン貸してくれと言われました。
 
パスポートなど証明書類のコピーが必要と書いてありますが、私は忘れました…もちろん試験場にコピー機などありません。
困ったので試験の教室へ戻って試験官のおじさんに「コピー忘れたんだけど…」と聞いたら、窓口の中にあるから大丈夫、と言われました。ほっ。
 
この窓口が恐ろしく待ち時間が長かったです。一時間以上待ちました。貼り紙には三時間待ちと書いてありました…
 
窓口の人にEPや書類を全部渡してお金を払ったら、紙をもらいます。その紙は免許証が郵送で届くまで免許証がわりに使えます。
 
 

更新?

同僚によると、シンガポールの免許証は更新がありません。かつてはあったそうですが、今はないそうです。
 ・・・というのはシンガポーリアンのみのようです。
私の免許証にはValid Till ....と有効期限が記載されています。
どうやら5年ごとに更新が必要のようです。
 
 
 
 
以上が私の体験談です。
なんだかあらためて書いてみるといろいろひどいですね。
 
当たり前ですが受験する際は必ずご自分で最新の情報を確認してください。 

 

 

Bukit Batok Driving Center


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